ド文系の『ジゴクのAI学習』【G検定・E資格】

なんとなくイメージで理解するAIの世界

【E資格】⓪ 試験概要と試験対策・勉強法(方法と目安時間)について+目次と表記ルール

■あなたは『E資格』をご存じでしょうか?

JDLAの『G検定』を受験する人には「なんだ?『E資格』て」ぐらいはご覧になられたことがあるかもしれません。

「『E(エンジニア)資格』か…まぁド文系営業には関係ないな」と私も思っていましたが、ひょんなことから通学&受験してしまいました。

おかげさまでAIのことがよくわかる!

裏側の仕組みを総なめ(基礎なんでしょうけど)できる!

そしてこれらが「ド理系の天才たちの産物」だということがよくわかる!

説明してくれる講師陣も「ド理系の天才」だから、何言ってるか?全然わからん!

偏差値って本当に壁あるんだな・・・というのをこの年にして痛感しました。

(理系脳の度合ではないですが、ここはわかりやすいので『偏差値』で。実際講師陣は東大理系とか東京理科大の方々ばかりでしたので…)

『G検定』でモヤモヤしていた部分が『E資格』でスッキリわかる!という資格です。

ただしド文系には本当にエゲツナイ『ジゴク』。。

そもそも『E資格』の最初の授業は「応用数学線形代数」「ー確率・統計」「ー情報理論」・・・え?数学ばっかですやん?です。

しかも「なぜこの数学が必要なのか?」教わることなく授業が進む進む・・・

「勉強なんて何の役に立つんだよ!?」中学生が週一回言いそうなことを、この年にして吐いてしまいそうな気持にさせるほど「意味不明な知識の詰め込み」が行われます。

しかし何でアレ「これを理解するために数学が必要なんです」と教えてくれないんですかね?実際モデルの構造を理解するために「線形代数」も必要でした(中盤~終盤、理解が進んでようやくわかる)

 

■このブログは

私は今、ド文系が、ド文系に、ド理系のこの『E資格』を教えるという、無謀なサークル活動をやってます。

その経験から得れる『ド文系だからこそ』の『E資格』学習の『意味不明ポイント』だったり、その『対策・勉強法』について、書いていこうというブログです。

理由は上述の通り「偏差値70以上の理系世界の天才が作った世界。講師も天才。なのでド文系の常人には授業自体も理解できん。」ので、「ド文系でも理解できるレベルに『蒸留(とにかくシンプルに)』・『プルーニング(わからないところはもはや無視)』・『量子化(数字は極力1桁だけ)』した勉強コンテンツを作ろう」という動機です。

その結果「AI学習のトークできる仲間」が欲しいワケです。実際ド文系仲間とE資格の勉強一緒にやってるとき、本当に楽しかったもんで。全員口そろえて「アレ、どういうこと?」とワチャワチャするのは面白かったですw 

江戸時代、日本人は『和算』といって『数学』を庶民レベルで『楽しんでた』そうです。日本人は昔から計算や勉強は本当は好きなんですよね多分。『AIの世界』は現代の『和算』になれると思っています。

「ワケワカランからこそ楽しい」ということは、つまりド文系のほうが楽しめる余地が大きいワケです。ぜひド文系の『E資格』チャレンジャーが増えてほしい。是非一緒に同じレベルで「ワケワカラン!ナンナノコレ?」をやっていきたいです。

 

■試験概要

1.そもそも『E資格』とは?

一般的な「そもそも」の説明は他サイトが圧倒的丁寧です。以下は私見です。

JDLAが行っている『G検定』がジェネラリスト向け資格で、『E資格』はエンジニア向け資格。モデルの構築・Python用いた『実装力』まで問う試験。と言いながら私は『実装力』はほぼアリマセン。。

現実的には「モデルの概要が理解できて、コードがある程度読めて、数式がある程度理解できているので、WEB掲載のコード読んで、コピペしながらなら、簡単なモノならギリギリプログラム作れるでしょ?」というレベル。。。

正直それでは「他のE資格ホルダーの迷惑だ」という反省から始めたブログでもあります。今が入り口。今からホンモノのE資格ホルダー目指します。

 

2.試験概要

正しくはJDLA公式サイトでご確認を。ざっくりいうと、

・受験資格は

①JDLAが認定した機関の「授業」(数万~数十万円/半年)を受けて「卒業」する。

②もらった「卒業証書」にかかれたコードで受験申し込みをする。

・「授業」とは?

その機関によって違うかもですが、私がお世話になったAVILEN様(神です)では、以下4つをこなさないと「卒業」出来ませんでした。。

1)「基礎講座修了試験」・・・数学とか、Pythonとか、基礎5科目試験。

2)「コーディング演習」・・・実際のコードの穴埋め課題。全12個?程度(ジゴク)

3)「プロダクト開発」・・・自分で何かプロダクト1つ作る(ジゴク)

4)「修了試験」・・・主に深層学習の内容・コード・式などの質問

・試験時期は?

年2回、2月末と8月末あたりに開催。それぞれ受験申込迄に「卒業証書」が必要。大体試験の1か月前迄に卒業が必要

・試験内容は?(目次)

シラバスこちら☟ 当ブログはこの「シラバス順」に進みます。

なので、当ブログの目次です。※グレー網掛は出題対象外と書かれています※

E資格シラバス

E資格シラバス


3.試験対策・勉強法とは(表記ルール)

試験で問われるのは、このシラバス掲載の各テーマ・語句について「機能・内容の理解(50%)」「計算式(25%)」「コーディング(25%)」という形

※()内はイメージでの出題割合です。

正直どれも逃げたくなるほど理解し難いです。ごまかしたくなります。

しかしここは腹を括って「ある程度、腹落ちするまで理解する」を心に決めてもらった方がいいと思います。

E資格は受験生(=卒業生)の70%は合格できますが、落ちる30%の人の特徴は「本当に理解することを避けた」じゃないかと思います。

「腹落ちするまで理解」は人によりけり、テーマによりけりかもですが、一定時間そのテーマのことについて「悩んでいただく」必要はあると思います。

仕事中や食事中は入浴中など、「あれって結局どうなってんやろ?」のスイッチを切らずに、自分でイメージを掴む必要があるかと。

数学・理系ってそういう世界らしいです。

『E資格』の勉強始める前に、ド文系の方にはこの漫画を1巻だけ読んでほしい。

「数学・理系の大学生ってこうなのか。。」あなたははそれをまんま経験しますw

 

勉強方法は

「認定プログラムを受けないとダメ」なので、それに沿って進むのがマストです。

このブログは「事前に軽く知っておこう」という予習部分を担いたいと思います。

「認定プログラム」自体は各機関によって長さが違いますが、ド文系の方は400時間以上かかると思った方が間違いないと思います。私は600時間はやったかと思います。

対象テーマが広くて深いので、やはり要約(圧縮)して再現(復元)できるようにするやり方が一番いいとは思います。

方法としては「三色ボールペン活用術」(結局かい。と思った方、スイマセン)

【黒:各テーマの要約】【赤:注意点を記入】【青:問題の解答から追記】で勉強進めながら手を動かして覚えていく方法。

結果こういうノートになったりします。G検定の時よりひどい。。

E資格ノートイメージ

この辺りは人それぞれかと思いますが、想像以上にテーマが「広い」し「深い」という点だけはご注意ください。整理しながら知識付け足していくイメージです。

私はこのやり方で勉強を進めながら、知識自体を整理し、新しい知識をつけ足していきました。

このブログでは、【黒:各テーマの要約】【赤:注意点を記入】をさらに極力シンプル化・イメージ化(近似化)してご案内できればと思っています。

表記ルールとして、「E資格」は各テーマの「要約ノート(カンペノート)」「その説明・解説」の2段構えです。あっさり仕立ての予定です。

「なんとなくイメージ」「極力シンプルなイメージ」を最重視してますので、間違いもあるやもしれません。ご容赦お願いいたします。コメントで教えていただけるとありがたいです。(何卒お手柔らかにお願いします。)