ド文系の『ジゴクのAI学習』【G検定・E資格】

なんとなくイメージで理解するAIの世界

【G検定】② 第1章 人工知能(AI)とは?(2) ・・・「天才たちの挑戦の歴史に涙止まらん。。」

1-2.人工知能研究の歴史

「天才たちの挑戦の歴史に涙止まらん。。」

人工知能」の研究の歴史は、古くは1946年からスタートし、様々な天才たちが「人工知能ができるかもしれんぞ?!」と挑戦しては失望し、乗り越えては挫折し、、、そして80年近くたった今、ようやく実現化が見えてきた!という歴史があるそうです。

もう・・・涙出そうになりません?今世にも数多いる世界中の天才たちが、もう何十年も夢見て破れてどん底からまた立ち直って。。しかも顔も知ってるか知らない人たちがそれぞれの研究に支えられたり、失望したり、改良したり、ブレイクスルーしたり、挫折したり。。中には失意の中、生を終えた天才も多数いたと思います。どんな思いやったんでしょうね。。。いや、ほんとこの項目大好きです。ロマンがある。

 

それをたった数行で纏めるのは先達の方々には大変失礼かもしれませんが、それはそれ。コレは試験勉強なので・・・この項目でのカンペノートは下記の通り。

 

人工知能研究の歴史

【第一次AIブーム(1946年~1970年頃)「推論・探索の時代」】

・1946年  ENIAC(エニアック)の開発・・・1955年に没(ダートマス会議前)

・1956年  ダートマス会議 byジョン・マッカーシー人工知能」言葉使った

      →コンピュータの知的思考・行動の可能性について会議

      →「ロジック・セオリスト」byニューウェル・サイモン

       (世界初の人工知能プログラム。数学の定理を自動的に証明。)

・1970年頃 「トイプロブレム(おもちゃの問題)しか解けん」で失望→終了

【第二次AIブーム(1980年頃~2000年前)「エキスパートシステムの時代」】

・1980年頃 専門家知識入れた「エキスパートシステム」開発活性化

      →日本でも「第5世代コンピューター」開発

・1990年頃 世界初「WEBページ」登場

・2000年前 「知識の蓄積・管理の難しさ」で挫折→終了

【第三次AIブーム(2000年~現在)「機械学習・特徴表現学習の時代」】

・2000年頃 ビッグデータ利用の「機械学習」活性化(WEBページが実用化支えた)

      →特徴量(知識を定義する要素)表現学習の活性化

      →深層学習(ディープラーニング)で自動学習が可能に

・2012年  ディープラーニングが画像認識協議で圧勝

・2015年  AlphaGOがプロ棋士に勝利

 

◆人口知識研究の系統 ※代表的な研究テーマを、キーワードだけ整理

①「探索・推論」の研究・・・迷路、数学の定理証明、プランニング、チェス・囲碁

②「知識表現」の研究・・・知識表現(オントロジー)、ワトソン、東ロボ君

③「機械学習・特徴表現学習」の研究・・・ニューラルネットワーク機械翻訳、ニューラル機械翻訳、自動運転、統計的機械学習検索エンジンetc

☞のちの2章「人工知能をめぐる動向①②③」に該当します。

 

随所随所に「えっ、知識の管理って何?」とか「エキスパートシステムって何なん?」とか、モヤモヤポイントがチラホラしてますが、それは第2章で明らかなりますので。ここの項目で重要なのは「ざっくり、何がキッカケ(解決)でブームが起こり、何があって(問題)ブームが終わったか?」という点です。特に第三次AIブームを支えたのは、全く別の文脈で出てきた「WEBページの登場」要するにインターネット技術です。何が何のキッカケになるか?世の中わからんもんですね。。

AI技術はほんとこの歴史の繰り返しで、その時の代表的な技術がブームを巻き起こし、問題にぶち当たって終息し、それを乗り越えて新たなブレイクスルーを巻き起こす…の歴史の繰り返しです。それはそれは大小様々。しょっちゅうジャイアントキリングが起きまくってるのもドラマチックですよね。後の『E資格』の勉強では、そういう細かい技術革新の歴史も学べるので、乞うご期待!(そこまでやる人が何人いらっしゃるか分かりませんが。。)

 

AIの勉強ってほんと、『天才達の世界』を垣間見ながら「そこにドラマがある」。。メチャクチャ面白いと思うんですけどね。どーやったらソレ伝えられますかね?一助になりたいものです。どなたかドラマ化してくれんやろか。。。